富山県富山市を本拠とする工務店、本田工務店の特徴や会社概要、購入者の声や評判などの情報をご紹介していきたいと思います。
本田工務店は昭和43年設立(創業は昭和25年)。当初より、一貫して地元密着型企業として富山気候風土にあった方針を貫いているとのアピールがされています。
しかしながら、決して伝統だけにとらわれている昔気質の会社という訳ではなく、後述する通り、時代の変化やニーズといったものにも柔軟に対応する姿勢も見受けられます。
その一方で確固たる信念というものを見受けられ、なかでも明言されているのが「ディスカウント競争には参加しない」という旨。自社の手がける品質に自身があるから故に、かかる金額はかかるものとして事前にしっかり提示するとしています。
では具体的に、本田工務店の特色を詳しく見ていきましょう。
同社は基本的にベースプランなどは用意せず、施主との話し合いを重ね一からプランを作り上げていく注文住宅を請負う会社になります。
ただし、モデルハウスとして手がけた物件を移築ケースや分譲住宅も手がけています。また中古一戸建てのリフォームなどにも門戸は開いています。
日本の伝統工法であり、柱と梁で構成されるため、壁の配置に制約が少なく、大きな開口部を可能にし、通風や採光の自由度が高まるといったメリットがあるためとしています。
同社では高い品質を確保するため、専属の大工さんのみを起用するとしています。
富山の厳しい気候への対策として採用。簡単に言えば外壁と内壁の間に通気層と熱感知式形状記憶合金を用いた開口部を設け、夏は自然におこる情報気流を利用することで室内の熱を排出、冬は暖房した空気を逃がさないよう開口部を閉じることで、冷暖房にかかる費用を削減するというものになります。
同社ではイヌやネコといったペットと飼い主の双方がストレスなく暮らせる家づくりにも力を入れています。
例えばペットスペースの壁に専用換気扇を設置したり、ペットが家の外の景色を見れる専用窓を設けるといった具合です。愛好家の方にはなかなか魅力的と言えるでしょう。
以上の通り、本田工務店は確固たる信念を貫きながら、それでいて時代のニーズにも対応できる柔軟も持ち合わせている業者と言えるでしょう。ひとつ気になる点を挙げるなら、在来軸組工法の弱点とも言える地震への対策に関して、特に記載が見当たらなかったこと。この点は事前に確認した方がよいでしょう。